鉄車工について

概要


概要

一般社団法人 日本鉄道車輌工業会(以下 鉄車工)は、鉄道車両と鉄道車両に搭載される電気機器、部品の生産に携わる多数のメーカにより構成されています。さらに、多くの鉄道事業者も特別会員として参加されています。

 鉄道を支える鉄道車両工業は、1890年(明治23年)に国産メーカの誕生以来の永い歴史を持ち、我が国の産業近代化の先駆的役割の一翼を担ってきました。交通と輸送手段が多様化した現代にあっても、鉄道は、人の移動と物流に依然として大きな役割を果たしています。近年、鉄道は環境に優しい交通輸送手段として世界的に見直され、今後の発展が期待されています。交通と輸送に対する社会のニーズはますます多様化し、それに伴い鉄道システムも一層変化していくと考えます。鉄道車両工業は、 鉄道を支える産業としてこれらの社会要請に応えていくことが重要であり、各種鉄道車両(新幹線電車、旅客電車、機関車、貨車等)、新交通システム、モノレール及びこれらに用いられるあらゆる装置・部品(各種電気品、台車、ブレーキ、その他)を製造、供給することを使命とする重要な産業です。

 鉄車工は、日本の鉄道車両工業の健全な発展を促進することにより、我が国経済の発展と国民生活の向上に寄与することを目的に国内外において活動しています。この目的に沿って鉄車工は、鉄道車両の生産動向調査、生産技術の向上、業界の人材養成、鉄車工規格の整備、電子情報化の推進等の活動とその広報活動を行うとともに、環境保全、安全等社会的要請に基づく課題にも積極的に取り組んでいます。

[名 称] 一般社団法人日本鉄道車輌工業会(略称:鉄車工)
     Japan Association of Rolling Stock Industries(略称:JARi)
[所在地] 〒101-0041東京都千代田区神田須田町1-2(淡路町サニービル6階,7階(受付))
[電 話]  03-3257-1901
[FAX]  03-3257-3200
[E-mail] info@tetsushako.or.jp
[設 立] 1973年(昭和48年) 6月(日本鉄道車輌工業協会を改組発足)

 
E7系/W7系新幹線電車   N700A系新幹線電車

 
     E6系新幹線電車   N700系7000番代新幹線電車

 
E5系新幹線電車   新800系新幹線電車

 
東京地下鉄1000系銀座線電車   東京モノレール10000形モノレール

沿革

 現在の日本鉄道車輌工業会は、1973年(昭和48年)6月に発足しましたが、そこに至るまでの沿革は次のとおりです。2012年(平成24年)4月、社団法人から一般社団法人へ移行し、現在に至っています。
●1938年(昭和13年) 7月 鉄道車輌用材協議会 発足 
●1940年(昭和15年) 3月 日本鉄道車輌製造工業組合 発足 
●1941年(昭和16年) 12月 車輌統制会 発足 
●1946年(昭和21年) 1月   鉄道車輌工業協会 発足 
●1948年(昭和23年) 5月 日本鉄道車輌工業協会 発足 
●1973年(昭和48年) 6月 社団法人 日本鉄道車輌工業会 発足 
●2012年(平成24年) 4月 社団法人から一般社団法人に移行 

会員種別

正 会 員 鉄道車両メー力、鉄道車両に搭載される電気機器メー力及び装置・部品メー力 
賛助会員 鉄道関連メー力、鉄道車両の維持・補修関連企業等 
特別会員 JR各社、公営鉄道、民営鉄道などの鉄道事業者 

目的

本会は、鉄道車両工業の健全な発達を図り、もって我が国経済の発展と国民生活の向上に寄与することを目的としています。

事業

 (1) 鉄道車両工業の振興に関する対策の樹立及びその推進
 (2) 鉄道車両工業に関する調査及び研究
 (3) 鉄道車両に関する技術の研究及び開発
 (4) 鉄道車両に関する国際交流の推進
 (5) 鉄道車両に関する知識の普及
 (6) その他本会の目的達成のため必要な事項
   (注) 事業は、国内及び海外において行ないます。

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